セルソーター/セルアナライザーの技術情報/導入事例 – ヒト末梢血の単球・顆粒球・リンパ球(T細胞、B細胞)のマルチカラー解析 - セルソーター セルアナライザー フローサイトメトリー | オンチップ・バイオテクノロジーズ

セルソーター/セルアナライザーの技術情報/導入事例 – ヒト末梢血の単球・顆粒球・リンパ球(T細胞、B細胞)のマルチカラー解析

【概要】ヒト末梢血の白血球分画(白血球、単球、リンパ球(B細胞、CD4+T細胞、 CD8+T細胞)を5色のマルチカラー(FITC、PE、PE/Cy5もしくはPerCP/Cy5.5、APC/Cy7)で染色後、マルチカラー解析を実施した。

【目的】
ヒト末梢血中の白血球(WBC)は、好中球、リンパ球、単球、好酸球、好塩基球が一定の割合で構成されています(白血球分画)。白血球分画の割合の崩れは、病気などと関連が深いことから、白血球分画を一度の染色で確認する目的で、マルチカラー解析を行った。

【方法】
ヒト末梢血を100uL用いて溶血処理後、CD45-PE(白血球), CD14-PerCP/Cy5.5(単球系), CD19-PE/Cy7(B細胞), CD3-FITC(T細胞), CD4-PE/Cy5(CD4+T細胞、ヘルパーT細胞), CD8-APC/Cy7(CD8+T細胞、細胞障害性T細胞)の抗体を全て加えて染色した。染色後、On-chip Sortでマルチカラー解析を行った。

【結果】
ヒト末梢血の白血球分画を多色で解析する事が可能であった。5色のマルチカラー解析(FITC、PE、PE/Cy5もしくはPerCP/Cy5.5、APC/Cy7)で、白血球、単球、B細胞、CD4+ T細胞、CD8+ T細胞を同時に解析することが可能であった(図1)。

WBC analysis Lymphocytes Monocytes Granulocyte T cells  B cells

図1. 白血球分画のマルチカラー解析。5色のマルチカラー解析(FITC、PE、PE/Cy5もしくはPerCP/Cy5.5、APC/Cy7)で、白血球(Lymphocyte)、単球(
Monocyte)、B細胞(B cells)、CD4+ T細胞(CD4+T cells)、CD8+ T細胞(CD8+Tcells)を同時に解析することが可能であった。

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