試薬
On-chip製品に使用する試薬一覧
セルソーター用途
Through Path Plus 40x
| 品番 | 2001004 |
| 使用目的 | On-chip Sort/Droplet Selectorでの測定・ソート時、培地やバッファーで本剤を希釈してシース液として使用します。 細胞の吸着を防止するために使用培地やバッファーに予め本剤を添加します。また、チップやチューブを本剤でコーティングして細胞の吸着を防ぎます。 |
| 使用方法 | 培地あるいはバッファー(PBSなど）で40倍に希釈した溶液を、シース液及びサンプルバッファーとして使用します。 |
| 保管条件 | 4℃保存（開封後は冷蔵保存で1ヶ月以内に使用すること） |
| 包装 | 1本(10 mL) |
| 備考 | 通常のほとんどの細胞に対しては無毒性であることを弊社で確認済みです。 |
On-chip® T Buffer
| 品番 | 2001014 |
| 使用目的 | チップやチューブへの細胞の吸着を防ぐバッファーです。On-chip 製品での測定・シース液としても使用可能です。 Through Path Plus(細胞無毒性)を含むためコーティング作用があり、細胞洗浄及び染色用バッファーとしてそのままお使いになれます。 |
| 使用方法 | 細胞の洗浄や、染色bufferとして使用できます。BSAを含まないため0.5％程度のBSAを添加して使用すると、さらにコーティング作用がアップし、ブロッキング剤としてもお使いいただけます。 ※コンタミネーションを防ぐためクリーンベンチで開封してください。 |
| 保管条件 | 4℃保存（BSAを添加した場合は1ヶ月以内に使用すること） |
| 包装 | 1本(500 mL) |
| 備考 | 通常のほとんどの細胞に対しては無毒性であることを弊社で確認済みです。 |
サンプルバッファー
当社のOn-chip Sort/Droplet Selectorでの解析/分離を行う際、細胞を懸濁する、当社の装置に特有なバッファーです。
Ready-to-useで、Through Path Plusを含み、細胞の沈降を抑えるため、PVPを含みます。
Sample Buffer 2× (PBS base)
| 品番 | 2001015 |
| 使用目的 | On-chip Sort/Droplet Selectorでのソート時に2×のサンプルバッファーとして使用します。 2×の粘性調整剤を含むPBS溶液でThrough Path Plusを含まないため、用途に応じて加えることも可能です。 |
| 使用方法 | サンプル溶液（PBSやその他のBufferなど）と本製品を１：１の等量で合わせてサンプルバッファーとしてお使い下さい。 |
| 保管条件 | 4℃保存（開封後は冷蔵保存で1ヶ月以内に使用すること） |
| 包装 | 1本(50 mL) |
| 備考 | 粘性調整剤が2倍濃縮で含まれているため、正確に1：1で混合してください。粘度が変わるとソーティング効率が下がります。 |
On-chip® Sample Buffer Production Kit
| 品番 | 2001011 |
| 使用目的 | お好みの培地または溶液でSample Bufferを作製できるキットです。 この製品は繊細な細胞や溶液が特殊なものをOn-chip SortでSortingする際に最適です。またThrough Path Plusを含まないため、用途に応じて加えることも可能です。 |
| 使用方法 | 本製品へmedium等を15ｍL加えprotocolに従い溶解し、サンプルバッファーとしてお使い下さい。（溶液7.5 ｍLで作製すると2×のサンプルバッファーが作製できます）。細胞を1～2回洗浄して置換・懸濁することを推奨します。 (細胞が遠沈しにくいため、通常の1.5～3倍のスピードで遠心する必要があります) |
| 保管条件 | 15～25℃保存 （溶解後は冷蔵保存で2週間以内に使用すること） |
| 包装 | 15 mL作製用x3本/箱 |
ドロップレット用途
フッ素系オイル
ドロップレットの作製や解析に優れたオイルです。
008-FluoroSurfactant-5wtH-10mL
| 品番 | 2003001 |
| 用途 | エマルジョン作製用フッ素系オイル |
| 規格 | 1本(10mL) |
008-FluoroSurfactant-0.1wtH-100mL
| 品番 | 2003002 |
| 用途 | 界面活性剤希釈用フッ素系オイル |
| 規格 | 1本(100mL) |
FNAP試薬
微生物が増殖したドロップレットを高感度に検出する手法を提供します。
FNAP（Fluorescent Nucleic Acid Probe）とは、5’末端に蛍光基、3’末端に消光基が修飾された蛍光修飾RNAであり、通常、消光状態を維持します。微生物が増殖したドロップレット内において、微生物から放出されたRNaseによりFNAPが切断されると、強い蛍光を発します。
On-chip® FNAP-sort(6-FAM)
| 品番 | 2004001 |
| 規格 | 100回/本(乾燥品) 最大励起/蛍光波長 495 nm / 521 nm |
On-chip® FNAP-sort(Cy5)
| 品番 | 2004002 |
| 規格 | 50回/本(乾燥品) 最大励起/蛍光波長 646 nm / 662 nm |
