オンチップ・アプリケーションノートに”「万能赤血球」供給を目指したB抗原切断酵素のスクリーニング手法開発”が新規で追加されました。
タイトル:「万能赤血球」供給を目指したB抗原切断酵素のスクリーニング手法開発:アプリケーションノート
Charlotte Olagnon, Jacob F. Wardman, and Stephen G. Withers,
et al. Department of Chemistry, University of British Columbia
Introduction
輸血において血液型の不一致は、致命的な免疫反応を引き起こす可能性があります。血液型は大きくA型、B型、AB型、O型の4種類に分類され、その中でもO型赤血球はすべての血液型の患者に輸血できるため、「万能血液型」として広く知られています。しかし、A抗原とB抗原を持たないO型赤血球は、その輸血適合性の高さから、世界的に供給不足が課題となっています。
本研究では、B抗原の末端糖(ガラクトース)を除去することで、B型赤血球をO型に効率よく変換できる酵素のスクリーニング技術開発を目指しました。今回、腸内細菌由来のメタゲノムライブラリーから、water-in-oilドロップレットを用いて新規酵素を単離した事例を紹介します。
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