~ドロップレットの中で微生物増殖を検出する試薬を製品化~
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)の委託事業である「カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発事業(バイオものづくりプロジェクト)」において、NEDO, 国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下、産総研)および弊社、オンチップ・バイオテクノロジーズと共同で、微生物の膜成分を蛍光で染色することでWater-in-oil ドロップレット(以下、ドロップレット)内部の微生物を検出し、分取可能な技術を世界で初めて開発しました。
その成果※を活用し、弊社は、On-chip MiMe-Stain Green(緑色蛍光)/Red(赤色蛍光)の2種類の試薬を製品化しました。この試薬は、細胞膜に結合して蛍光を発する革新的な蛍光試薬でドロップレット内の微生物増殖をモニターできます。ドロップレット作成直前に本製品を水層に混ぜるだけで簡単に利用可能で、細胞への毒性がないためドロップレット内の長期培養にもご利用頂けます。
※知財情報
特開2024-018130 「微生物増殖検出方法、微生物取得方法、微生物増殖検出用キット、微
生物取得用キット及び色素の微生物増殖レポーターとしての使用」(公開日 2024年02月08日)
・技術の詳細については、下記NEDO, 産総研のプレスリリースをご参照ください。
産総研
バイオものづくりを支える微生物探索のための基盤技術を開発
-ドロップレットの中で微生物増殖を検出する試薬を製品化-
【URL】https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2024/pr20240926/pr20240926.html
NEDO
世界初、ドロップレット内部の微生物を検出、分取可能な技術を開発しました
―バイオものづくりを支える微生物資源探索を加速―
【URL】https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101781.html
・本製品の紹介チラシはこちらからダウンロードいただけます。