会社情報

オンチップ・バイオテクノロジーズについて

Company Profile

株式会社オンチップ・バイオテクノロジーズ
(英語名: On-chip Biotechnologies Co., Ltd.)

東京本社 〒184-0012 東京都小金井市中町2-16-17
US拠点 100 Cummings Center, Suite 407-P, Beverly, MA 01915, USA
創業 2005年4月
代表者 小林雅之
資本金 225,002,900円(2023年12月)
325,002,800 円(2024年4月現在)
従業員数 33人(2024年6月現在)

History

2003 10月 独立行政法人科学技術振興機構のプレベンチャー制度により、オンチップ・セルソーターの開発をスタート
2005 4月 当社 株式会社オンチップ・バイオテクノロジーズを設立
2007 2月 今後の開発および事業展開を加速するために、ベンチャーキャピタル 5社への第三者割当増資により2億1,800万円を調達
2008 10月 ベンチャーキャピタルより増資及び転換社債の発行により8,000万円を調達
2009 10月 プラスチックの使い捨てマイクロ流路チップを用いた フローサイトメーター(細胞解析装置) “FISHMAN-R”の販売開始
12月 ベンチャーキャピタル 2社への第三者割当増資により9,300万円を調達
2010 6月 新エネルギー・産業技術総合開発機構の「がんの超早期診断・治療を実現する機器開発プロジェクト」の分担開発機関に採択
当社のフローサイトメーター “FISHMAN-R”による末梢血腫瘍細胞(CTC:Circulating tumor cell)の検出とその臨床応用の開発を開始
2012 6月 世界に先駆け、プラスチックの使い捨てマイクロ流路チップを用いたセルソーター(細胞解析・分離装置) “On-chip Sort”の販売開始
(本セルソーターの発売開始と同時に、当社のフローサイトメーター “FISHMAN-R”を”On-chip Flow”に製品名を変更)
12月 多摩信用金庫主催第十回多摩ブルー・グリーン賞表彰事業において、技術・製品部門特別賞と関東経済産業局長賞を受賞
2013 10月 On-chip Sortが東京都ベンチャー技術大賞の優秀賞を受賞
ベンチャーキャピタル 2社への第三者割当増資により1億4,000万円を調達
11月 日本政策金融公庫から資本性ローンと新株予約権付きローンで合計1億2,000万円を調達
2014 5月 独)新エネルギー・産業技術総合開発機構の「再生医療の産業化に向けた細胞製造・加工システムの開発」の分担開発機関に採択
“On-chip Sort”をベースに未分化細胞を高速で無菌・ダメージなく除去する装置の開発を開始
2015 12月 ベンチャーキャピタル 2社への第三者割当増資により1億2,000万円を調達。
2016 1月 日本政策金融公庫から資本性ローンで4,000万円を調達。
2018 1月 事業会社及びベンチャーキャピタルへの第三者割当増資により4億800万円を調達
10月 国研)独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構の研究開発型ベンチャー支援事業/企業間連携スタートアップに対する事業化支援事業に採択
2019 6月 事業会社への第三者割当増資により4億円を調達
米国カルフォルニア州に子会社On-Chip Biotechnologies (USA) Co., Ltd.を設立
2021 11月 事業拡大により、事業所を現住所「小金井市中町2‐16‐17」に移す。
2023 11月 東京都が主催する「東京都ベンチャー技術大賞」にて、「On-chip Droplet Selector」が「特別賞」を受賞
2024 4月 第36回中小企業優秀新技術・新製品賞にて中小企業庁長官賞を受賞

Message

OUR MISSION

“バイオの技術によって、人類が地球と共存できる循環型社会をつくる“

地球環境の維持と持続的経済発展の両立が求められています。その一つの解が有限の化石資源でなく、再生産できる細胞、微生物による物質生産等のバイオ技術の活用です。

当社が持つ、ドロップレットとマイクロ流路中でのセルソーティング技術により、数十年革新のない、生きた細胞・微生物のスクリーニングを革新し、バイオ技術による物質生産の拡大・普及させ、人類が地球と共存できる循環型社会の実現への貢献を目指しています。

代表取締役社長 小林雅之
代表取締役社長 小林 雅之

ABOUT US

当社は、2005年に設立され、マイクロ流路チップを用いたセルソーター“On-chip Sort”を世界に先駆け開発し、2012年より販売しています。
2022年には、細胞・微生物のスクリーニングに最適な”On-chip Droplet Selector”を製品化しました。本装置は細胞・微生物が内包された大量のドロップレットを微小な試験管として、培養・反応を行い、その中から目的の細胞・微生物が入ったドロップレットを検出、分離、シングル分注できる装置です。
細胞・微生物のスクリーニングのスタンダード技術はマイクロプレートを用いる方法ですが、これと比較して本装置は1000倍のスループットが可能となります。
その革新性と、技術の普及がもたらすインパクトが評価され、2024年4月に中小企業優秀新技術・新製品賞で「中小企業長官賞」を受賞しました。

Access

JR中央線 東小金井駅(新宿から約23分)下車 徒歩11分